株式会社オドルの安田です。
先日、銀座にある永井画廊で開催されるマゴクリエーション株式会社『長坂真護トークショー』にお邪魔させていただきました。
長坂真護さんというアーティストは以前よりファン?というか弊社の事業コンセプトの理想を貫いている企業でありまして、作品も購入するぐらい好きなアーティスト(画家)さんです。
事業コンセプトはチラシにもあるように 『サステナブル・キャピタリズム』という考え方でビジネスをされています。
サステナブル・キャピタリズムとは
そもそも『サステナブル・キャピタリズム』って何ということで、少しだけ説明させていただくと
持続可能な資本主義という概念で、文化・経済・環境が結びついてひとつのアクション(サイクル)となるものです。
ガーナにある電子機器の墓場であるアグボグブロシーのゴミをアート作品へ
長坂真護さんは、ガーナにある電子機器の墓場であるアグボグブロシーのゴミをアート作品に変え、その収益の大部分をアグボグブロシーの復興に充てています。
(詳しくはWebで検索してみてください)
私たちが豊かに生活する上で必要な電子機器はゴミになったらどこで処分されるのか。
このガーナの町(スラム街)には世界の1%(毎年約50万トン)の電子機器のゴミが集まるのです。
我々が豊かに暮らすために使用した電子機器などのゴミが先進国の暮らしを犠牲にすることで成り立っているという現実は直視し難いものです。
この資本主義の闇を変える手段の一つがサステナブル・キャピタリズムでのアクションです。
- ゴミをアートに(文化)
- アートを販売(経済)
- アートを創り続けることによりゴミが減る(環境)
弊社のミッションは『サステナブルな成長』を軸にして、サステナブル・キャピタリズムには遠く及びませんが、商品の納品や一方通行なお客様へのサービスの提供で完結するサービスではないもの(持続的な活動を通じて環境に配慮しつつ、クライアントや日本古来の文化を再構築すること)を打ち出していきたいと考えています。